コロナ禍中、一人旅に目覚めました。
集団だと旅しづらいけど一人なら許されるよね?みたいな。
女子ひとり旅歓迎のリーズナブルな宿は、伊豆方面が多いです。
ここは今年の春に泊まった湯河原の宿です。
日々の喧騒から離れ静寂の中で心とからだを休めましょう、がコンセプト。
お部屋にテレビがありません。
時間をつぶせるか少し不安だったけど、いちど体験してみようと思いました。
昭和初期に建てられた伝統ある和風旅館をリノベして新たに開業。元々は三菱財閥の創業者、旧岩崎家別荘地だったそうです。
小さな旅館なので外観は普通の家のようにも見えます。
館内は大正ロマンというか昭和モダン?な洒落た雰囲気。キシキシいう木の床と間接照明で、ノスタルジックな気分に浸れます。
私の部屋は2階で、日本庭園と湯河原の山々が一望にできました。
古い建物なので階段がかなり急。エレベーターがないので、足の悪い方はきついなと思いました。
1階にいい雰囲気の落ち着けるカフェがあります。
セルフサービスで珈琲、紅茶、ちょっとしたお菓子で一休みできます。珈琲カップもお好みを選べます。本棚に並んだ小説などは貸出自由。
温泉は小さめですがちょうどよい温度で、熱すぎるのが苦手な私には気持ちがよかったです。
入浴後はカフェでまったりと珈琲を飲みながら持参した本を読み、至福の時間を過ごしました。
さて夕食のあと、少し時間を持て余しはじめました。本も飽きたし、ぼーっとするのも飽きた。宿も小さいので探検もすぐ終わる。
ついに・・禁断のスマホへ手が伸びました。
だって、テレビは無くてもWIFIがちゃんとあるんだもの(笑)
一度スマホを見始めたらもう止まりません。
Youtube でふだん見ない種類の動画などをだらだらと見つつ、小さい缶ビールをちびちびと飲みました。
やっぱりテレビ付きの部屋がいいかも。。
1階のカフェ。ストーブがまたよい味。
日本庭園を見ながら、しっぽりコーヒータイム。