ゲストハウスに戻りメールをチェックするとYさんからメッセージが届いていました。無事に予定通り観光できましたか?という内容だったので、正直にことの顛末をお返事しました。
するとしばらくしてYさんからの返信が。
「まさか美術館も展望台も閉まっているとは思わず、大ショック!ほんとにごめんなさい。そうと知っていたら他に案内したのに。本当は今日も二人(息子と私)と一緒に過ごしたかったけどせっかくの親子旅、あまり邪魔しちゃいけないと我慢しました。今からでも私ができることがあれば何でも言ってくださいね!」
とすごく残念がってくれていました。
そういうことだったんだ…
Yさんが美術館前で一人で立ち去ってしまったのは、私たち親子への気遣いだったのです。とても温かい思いやりだったのですね。
私は予定通りに観光できなくても気にしていないこと、母&息子で最後のボストンデートができ、また大学の丘から素晴らしい夜景を見られて大満足ですとお返事しました。
その後もう一度Yさんから返信があり、その文章を読んで私の涙腺は崩壊しました。
私たちに会えて本当に嬉しかった気持ちを、もの凄く愛情深い言葉で伝えてくださったからです。
Yさんへの感謝、愛おしさ、母校とボストンを去る寂しさがごちゃ混ぜになり、号泣しました。
ひとしきり泣いた後、ゲストハウスオーナーにも挨拶しなきゃと階下に降りました。その際に35年前の写真を見せながらオーナーのEさんと少し喋ったのですが、引いたと思った涙がまたこみあげてきてEさんの前でまた涙が溢れてしまった。
ちょっと驚かれたので恥ずかしかったです(;'∀')
Eさんが夜食にと、カモミールティーと手作りマフィンをくれたので部屋に戻って食べました。マフィンが美味しくて、また泣きそうになりました(笑)
日没後、大学の丘から見るボストンの夜景
翌日、ついにボストンとsayonaraです。
To be continued...