日曜~月曜にかけて姉と八ヶ岳高原へ行きました。
特急あずさと小海線を乗り継いでのノンビリ電車旅です。
今回はだいぶ前に他界した両親の思い出を姉妹で辿る、いわばセンチメンタル・ジャーニーです。
両親が存命の頃、私たち家族は野辺山の八ヶ岳高原ロッジによく泊まりにきました。
特に母がこのホテルが大のお気に入り。
大自然に抱かれた美しい環境はもちろん、母にはあるお楽しみがありました。
その昔、母が大ファンだった歌手のさとう宗幸が、ホテルのロビーでミニ・コンサートを開いてくれていたのです。
目の前で大好きな歌手の美声を堪能し、本人とちょっとお喋りもできたりして。長閑でいい時代でした。
その後近くに立派な音楽堂ができてからは、さとう氏もそちらで歌うことになり、母は宗幸さんが遠くへ行ってしまったようで寂しいわ、と嘆いてました(*'▽')
庭から見た八ヶ岳高原ロッジ
雑木林と手入れの行き届いた芝生の庭。高原の爽やかな風が吹き抜けます。
気持ちのよい木立の中の遊歩道を1㎞ほど歩くと、急に視界が開けてヒュッテが目の前に!ああ、懐かしい。ここでよく皆でランチを食べました。
ヒュッテは尾張徳川家の洋館で、1968年に東京・目白から八ヶ岳高原へ移築されました。ホテル、レストランとして使われていますが現在は挙式も可能だそうです。
遠くに八ヶ岳の山並みが。
さてロッジへ戻ってお部屋へ。額縁のような大きな出窓から、いかにも高原らしい美しい風景が臨めとても癒されます。朝は鳥たちが可愛らしい声で合唱していました。
実は姉が今月誕生日だったので、デザートにお誕生日プレートを内緒でお願いしておきました。プレゼントもサプライズで渡したところ、想像以上に喜んでくれて私も幸せな気持ちになりました。
朝ごはんはテラスで。東京と違い湿気ゼロで適温、マイナスイオン100%の森を見ながらの朝食は贅沢でした。感謝♡
野辺山駅はJRの普通線で最も標高が高い駅。
ちなみに野辺山駅と隣の清里駅のあいだに、JRの最高標高地点(1,375m)があります。
お隣が清里駅ですから、清泉寮にオープンしたANNE OF KIYOSATOに寄らないわけにいきません。清泉寮と萌木の村については、次回のブログに書こうと思います(*^^*)