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Boston~思い出を辿る旅②~出発前のアレコレ

今回の旅はボストンに絞ると決めてから日程の調整、フライト変更、ホテル予約など準備を急ぎました。フライト変更は、JALの親切な電話オペレーターさん(男性)が親切に手際よく手続きしてくれ助かりました。

宿泊に関しては、3泊目からは大学のゲストハウスを予約済だったので最初の2晩を過ごすホテルをリサーチ。

 

現地ホテルの選択については口コミ(できれば日本人宿泊客の)に頼るしかなく、Booking.comなどのレビューを読みまくりました。そして良さそうなホテル2泊分を何とか確保。

確保といっても海外の予約サイトを通してなので、一抹の不安が。結局はホテルに直接予約確認のメールを送り、返事をもらってようやく安心という次第でした( ;∀;)

このホテル、チェックイン時に「え?」みたいなことがありましたがその話はまた後日。

 

大学のゲストハウスも管理者はアメリカ人。夏に予約した時はなかなか返事が来ず、けっこうヤキモキしました。出発直前にライン交換できた後からは、とてもスムーズで現地でも気持ちよく過ごせました。

 

そんなこんなで着々と準備を進めるなか、ある日ボストンの日本領事館から一通のメールが届きました。外務省の海外安全情報配信サービス「たびレジ」からです。「たびレジ」に登録すると渡航予定先の最新の安全情報が受け取れます。

その内容は…

「ボストンの〇〇地区(犯罪発生率の極めて高いエリア)で銃撃事件発生。まだ容疑者が特定できていません。邦人の皆さまにおかれましては…」という注意喚起情報。

 

ボストンはアメリカでは比較的治安の良い都市ですが、安全な地域と危険な地域がくっきりと分かれています。

この注意喚起メール、通常なら必要な情報ではありますが、渡航前の期待と不安が入り混じった不安定な心理状態で受け取ると、けっこうダメージ受けます。

 

急にテンションがダダ下がりした私をよそに、夫と息子はいたって冷静。アメリカなんだからそんなのフツー、危険な地区に近寄らなければいいじゃん。事件が起きたあとは寧ろ警備が強化されて安全になるよ~と。

はい仰る通りです。。日本が特別に安全な国であることをすっかり忘れてました。わかっていた筈なのにイザとなると怯むものですね。

 

さて気持ちを立て直し準備に戻りました。が、その矢先にまたも領事館から注意喚起メールが来たのです。いや~な予感。

「ボストンの地下鉄内で夜10時頃、アジア人の男女が差別的な言葉を浴びせられ車両の窓ガラスを割られました。邦人の皆さまにおかれましては…」

あああ。。

この時ほどメール登録したのを後悔した瞬間はなかったです( ;∀;)

 

もちろん再びテンションが下がりましたが、この時も息子が落ち着いて事態を捉えてくれたので、粛々と準備を続けることができました。私より遥かに冷静で感心しました。

 

若い時のアメリカ旅行は、不安よりも楽しみが断然勝っていました。悲しいかな歳を取るとあれこれ心配してしまいます。私自身の性格もありますが。

それに息子を私の旅に付き合わせる以上、彼を生命の危険に晒してはならぬ(大げさかな?)という責任も少なからず感じていました。

 

そんな落ち着かない日々も過ぎ、渡航2~3日前には「腹が決まって」不安より元々のワクワク感が戻ってきて、楽しい気持ちで出発の日を迎えることができました(*'▽')

To be continued...