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Boston~思い出を辿る旅⑥~Boston Cream Pie

時差ボケは、体内時計の関係で西よりもアメリカなど東方面へ行くほうが辛いといわれます。確かに私もボストンへ行くより日本へ帰国するほうが、時差ボケからの回復が早かったです。

何度もアメリカと日本を行き来しているボストン在住の友達もガイドさんも、全くの同意見でした。皆50代以上ですから、年齢のせいも大いにありますね( ;∀;)

 

さて一夜明けてバリバリ時差ボケ状態のなか、ある場所へ朝食を食べに向かいました。

Omni Parker House Hotel 内のParker's Restaurant。ここでボストン名物のお菓子、Boston Cream Pieを食べるためです。

ボストンクリームパイは1856年にParker's Restaurantのシェフによって発案された、ボストンを代表するお菓子。

今や市内の色々なお店でアレンジされたものが売っていますが(日本でも売ってるらしい)、オリジナルレシピの本物を食べられるのは、世界でここだけなのです!

 

そしてParker's Restaurantにはもう一つ有名な話があります。

1953年にJ.F.ケネディが、このレストランの40番テーブルでジャクリーンにプロポーズしたこと。ケネディは小さなヴェルヴェットの箱からエメラルドダイヤの指輪を出し、跪いて"Jackie, Will you marry me?"と求婚し二人はキスを交わしたそうです。ロマンティックですね~♡♡

 

さて話を戻します。宿泊先のホテルからライドシェアのUberを利用して、歴史あるOmni Parker House Hotel(1927築)に到着.。レストランは1階にあり、緊張しながら入口へ。あまりやる気のない受付レディに席へ案内され、メニューを開きます。

 

英語のメニューです(当たり前)。でも朝食メニューなので単語が簡単でわかりやすかった。

そして、あったー!メニューの下のほうにBOSTON CREAM PIEの文字が♪人気の名物スイーツなので、特別に朝食時間帯にも提供されているのです。

 

まずはオレンジジュースとコーヒーがなみなみとサーブされます。その後はグラスやカップが空になる度に、おかわりはいるかとエンドレスに聞いてきます。わんこそば状態(笑)

最初は断れずにYes,please。でももういらない。。そうだこういう時は"I'm good. Thank you, anyway "と言うんだよねと思い出し、途中からにこやかに断ることができました。

 

息子と私は各々の朝食プレートと、ボストンクリームパイはシェアすることにして1個だけ注文しました。

10分くらいでベイクドポテト&コンビーフスクランブルドエッグの鉄板皿と、ボストンクリームパイが同時に来ました。朝食プレートはホカホカで美味しい。量は多いけど息子は完食してました。

 

いよいよ念願のボストンクリームパイを試食♪

パイという名ですがケーキです。スポンジケーキは軽くてふわふわ、挟まれたクリームも上にかかったチョコもほどよい甘さ。上品なお味でとても食べやすかったです。大満足でした♡

 

食事が終わると会計という試練?が待っています。ボストンに来て初めて、レストランで会計するので緊張します。チップもきちんと払わなければなりません。昔と違い今はカードでの支払いが主のため、チップもカードで払います。

このレストランでは最初にチップなしの合計金額が載ったレシートが渡され、下のほうにチップの目安金額(10%、15%、20%)が印刷されてました。自分でレシートにチップの金額と最終の合計金額を記入してスタッフに渡します。

 

この時は高級レストランだしサービスも良かったので20%にしました。実際、18~20%が失礼の無い金額らしいですが、高いなあ~!ただでさえ円安なのに。

チップを20%にしたせいか、それまでクールな態度だった男性スタッフが、会計時に満面の笑みでThank you so much!と言ってきたのが印象的でした(笑)

ボリュームたっぷりの朝食。真ん中に置かれたのがボストンクリームパイです。

トッピングされたナッツの香ばしさで気品ある味に。甘酸っぱいベリーもよく合います♡また食べたいなあ。

To be continued...