"take a trip down memory lane"
最近オンライン英会話で覚えたお気に入りの表現です。意味は「過去の楽しかった思い出の数々に思いを馳せる」。思い出を辿る今回の旅にピッタリな言葉です。
さて念願のボストンクリームパイを堪能した後は、歩いて思い出の場所を回りました。今はアプリのおかげで紙の地図を持ち歩く必要もなく、息子がスマホを使ってナビ担当をしてくれました。
まずはBeacon Hillへ。Beacon Hillは18~19世紀の赤レンガの建物が立ち並ぶ高級住宅地で、どこを切り取っても絵になる美しい街です。かつて作家のオルコットやホーソンもこの街に住んでいました。南北戦争前の奴隷解放運動の中心地の一つであったという興味深い歴史もあります。
Halloweenのデコレーションが可愛い♡落ち葉がいい感じです。
著名な歴史家フランシス・パークマンが暮らした家。国定歴史建造物に指定され保存されています。
そしてBeacon Hillの中でもよく絵葉書に使われる人気の通りがAcorn Street。細い坂道は未舗装の石畳、風情たっぷりの歴史ある建物とガス灯。とてもロマンチックな小道で雰囲気抜群です。ちなみにacornとは「どんぐり」という意味。
私はこのAcorn Streetで34年前に撮った写真をずっと大切に持っていて、今回同じ場所で写真を撮ると決めていました。
Acorn Streetは34年前と変わらない、優しい佇まいでそこにありました。同じ場所で撮影できて大満足♪
Beacon Hill に向かう途中で、Massachusetts State House(マサチューセッツ州会議事堂)の前を通りました。建物のシンボルである金箔のドーム屋根が目を引きます。ドーム頂上の松の実の飾りは、植民地時代はボストンで製材業が重要であったことを表しているとか。
議事堂の敷地内にはジョン・F・ケネディの像もありました。ケネディはボストン生まれ。生家はBrooklineという地区にあり家の中も見られるので興味ある方はぜひ。
To be continued...