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~好きなこと、好きなもの、日々雑感~

PTAも悪くない

先日テレビで、「学校のPTA活動は親にとって負担なので外注もありでは?」というテーマで芸能人がディスカッションしていました。

賛否ありましたが、私は「さすがにそれはナイでしょ」と思いました。

 

たしかにPTA活動は無償ですし、かなりの時間を取られます。

特に仕事をしている母親にとっては最大の関心事で、中には係が回ってこないよう、生徒数の多い学校に子どもを入れた、みたいな話もちらほら。

 

私はといえば当時フルタイムの仕事をしつつ、子供たちは区内でも最も生徒数の少ない小中学校に入学。

PTA活動は誰一人逃げられません(笑)

 

たしかに負担は大きかったですが、そのぶん見返りもありました。

活動を通じてママ友ができ先生と親しくなり、学校の様子、子ども達の様子をよりよく知ることができました。

皆で子ども達を見守る、という安心感も得られました。

 

核家族の子育ては母親の責任が重いです。

近所づきあいも希薄な東京で、PTAやママ友とのつながりは一種のセーフティーネットのような機能がありました。

 

昨日久しぶりにランチしたママ友には、とりわけお世話になりました。

彼女とは小学校の広報委員を一緒にやって仲良くなりました。Kさんです。

Kさんには今でも感謝している出来事があります。

 

息子が小3の時。その日は学校の都合で給食がないためお弁当を持参するようにと言われていました。

会社に着いて朝の朝礼が始まる直前に学校から携帯に電話があり、出ると息子の担任の先生。「○○くん、お弁当持ってきてないみたいですが。。」

ガーン!

すっかり忘れていたのです。真っ青になりました。

 

会社は家から1時間、その日は仕事も詰まっていて帰れるわけもありません。

必死にあれこれ考えて、ダメもとでKさんに電話しました。

Kさんは自宅でお仕事をしています。

 

私の声が泣きそうだったせいか、

「わかった。お弁当箱に適当に詰めて学校に持っていくね!」と爽やかに言ってくれたのです。おかげで息子に哀しい思いをさせないで済みました。

その日からKさんには足を向けて寝られません(*'▽')

 

東日本大震災の時も、電車が止まって会社からすぐには帰れない私に代わって、子ども達の様子を見に私の家へ行ってくれたりもしました。

あの時は別のママ友も、小さい息子をご自宅で保護してくれてました(泣)本当に感謝しています。

 

まさに遠くの親戚より近くの他人、を実感した出来事でした。

 

長くなりましたが、PTA活動も悪いことばかりじゃないよ、という話でした(*'ω'*)

 

昨日食べたのは超地元の人気イタリアン。地元なのでコスパよし。

弾丸のように喋り倒して(笑)お互いスッキリでした。

 

デザートのティラミス美味でした♡