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Boston~思い出を辿る旅⑩~ドアマンのお爺さん

箸休めコラムです。

元祖ボストンクリームパイを食べに行ったOmni Parker House Hotelでのお話。

 

ホテルの入口で緊張してドギマギしていた時、たぶん70代くらいのアフリカ系のお爺さんドアマンが、優しい笑顔で"Are you all set?"(準備はオッケーかい?)と聞いてくれました。

私たちParker's Restaurantに来たのよ、と告げるとサッとドアを開けて「入ってすぐ左だよ」とこれまた柔和な微笑みを湛えておしえてくれました。

 

異国の地に降り立ったばかりで緊張している私には、もうこれだけで嬉しくて感動し泣きそうでした。

物腰やわらかく、包み込むような優しい雰囲気が言葉にも態度にも滲み出ているジェントルマン。いつまでも忘れ難い本当に素敵な方でした。

 

食事後にホテル内でトイレを探してウロウロしていた時も、そのお爺さんドアマンさんがトイレの場所をゆっくりの英語で2回繰り返して教えてくれました。

ボストンで英語をゆっくり話してくれた人は後にも先にもこのドアマンさんだけです。しかもトイレの場所の説明( ;∀;)

本当に、彼の優しさのおかげで心がと~っても温かくなりました。

 

異国の地で親切にされるのは、こんなにも嬉しいのだと実感。日本で困っている外国人観光客がいたら必ず親切にしよう!と心に誓った経験でした(*^^*)