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ボストン~思い出を辿る旅⑫~ Uberライドシェア

日本で今、解禁するか否かで議論になっているライドシェアリング。

自家用車でタクシーのバイトができちゃうこのシステム、ボストンではめちゃめちゃメジャーな交通手段になってました。

いわゆる"白タク"と違うのは、「ぼられる」心配が無いこと。

 

日本でUberアプリをスマホにダウンロードしておけば、アメリカでそのまま使えます。アプリの「乗車」→「配車を依頼」を選び現在地と行先を入力すれば、配車可能な車種と金額がリストアップされてきます。好きな車を選びタップすれば予約完了。

 

ボストンの街で配車予約する際、どんなドライバーが来るのか毎回ドキドキしました。

犯罪に巻き込まれないために、ドライバーの名前と車種&ナンバーを必ずチェック。自分でドアを開けて”Hi”と挨拶。シートベルトを締めて出発!

 

ボストン滞在中、Uberに3回乗りました。

自家用車ですから車種もいろいろ、ドライバーさんもいろいろ。

最初に乗ったのはホテルからParker's Restaurantまで。若いアフリカ系のドライバーさんで、アプリ内の私の登録名が漢字だったので「読めなかった~」と。海外でUberを使う時は漢字でないほうがよいかも。

そのうち小さな警報音?みたいなのが鳴り出して、何だろう?と思っていたら「後部座席の使わないシートベルトを間違って触ると音が鳴るんだ。気にしなくていいよ」と。

へえ。これも防犯の一環なのかしら?

すごくフレンドリーでもなく愛想が悪いわけでもない、真面目なドライバーさんでした。

 

次に乗ったのが、街中からホテルに戻るとき。

この時の待ち合わせにとても苦労しました。アプリ内でpick up の場所を指定しますが、自分のいる場所とドライバーが迎えにくる場所が一致しない!

異国の地で道路事情がわからず、車が停止できない場所なのかもしれないし、そもそも指定場所が間違っているのかも。

「ドライバーが到着しました」というメッセージが表示されても、いっこうに会えない。

で、なかなか会えないとドライバーから電話がかかってきます。

最初電話がかかってきた時「アメリカ合衆国」と表示されてビビりました。あたし入国時に何か手続きし忘れたかしら?

 

よくよく聞くとUberのドライバーさんで、ここにいるから来てくれみたいなことを言ってる。いやいや焦っているうえに、騒音のある街中。電話でナチュラルスピードの英語を正確に聞き取るのはムリだってば( ;∀;)

結局この予約はキャンセルされ、キャンセル料として5ドル取られました(泣)

 

めげずに再チャレンジで他の車を予約。今度こそと思ったのですが…やはり待ち合わせがうまくいきません。また電話がかかってきたので、ひたすら「私は○〇ビルの前にいる!」と言い続けました。

あちらはあちらで「反対側の道路だよ!」みたいなことを言ってて、泣きそうになったところで、私に向かって大きく手を振っている人を見つけました。やったー!

この運転手さんはおそらくインド系かな?とても感じのよい方で「ボストンは気に入った?どこから来たの?」などと話しかけてくれました。

 

無事、ホテルに到着。

Uberはあらかじめアプリに登録しているクレジットカードで決済します。その際にチップするか否か、チップする際は何%か選びます。あとは☆で評価も。

この時はまだUberの料金システムをしっかり把握していなかった私。待ち合わせに遅れても根気強く待ってくれたし感じの良い人だったので、少しチップをはずみました。

でも後で支払い履歴を確認したら、「待機料金」として3ドルほどしっかり加算されてました!あらら~私お人好しすぎましたね。

 

3回目は、ホテルから大学のゲストハウスに向かう際に利用しました。

普通車とエコカーが同じ値段だったので、エコカーにしてみました。ドライバーさんは大柄のアフリカ系の方で、車の中で電話していた言葉がスペイン語だったので出身は中南米なのかもしれません。

それまでで一番長い距離(といっても30分弱ですが)を乗り、途中治安の悪そうな雰囲気の地区も通過したので緊張しました。アプリ内で今どこを通っているか、あと何分で到着するかチェックできるので、終始それを見て過ごしました。

無事に到着したあと例によってアプリ内で清算しますが、この時のチップのパーセンテージが今までより高く感じたので迷いました。

ゲストハウスオーナーに相談したら、評価で5starsもらうのが一番大事だからチップしなくてもいいんじゃない?と言われたので結局No tip に。

でも何となくNo tipは悪かったかな~という、後ろめたい後味の悪さも残りました。チップ文化、正直面倒です。

 

従来のタクシー会社のタクシーも一度、乗りました。こちらはメーター制で支払いは車内の機械。クレジットカードの差し込みに手こずっていたら、運転手さんがひとこと。「チップもちゃんと払った?」(笑)よっぽど心配だったのね。

Yes!!とはっきりお返事しました(^_-)-☆

To be continued...